バイクとカメラで遊ぶブログ

モータスポーツ、バイク、写真、アクションカムで遊んでいます。サラリーマン時代のライフハック、ワークハック的な話も少々。

YouTube パートナープログラムの変更 | 収益化のハードル

YouTube パートナープログラムの変更

f:id:daytona_goto:20171231211735j:plain

来るべくして来た。予想よりも、早かった。「YouTube パートナープログラム」規約が変更された。

 

私は、2015年から YouTube にチャンネルを作成し、動画を投稿している。YouTube による収益によって、生計を立てたいとは考えていなかった。

バイクでのサーキット走行動画を投稿することで、同じサーキットに通っている方と交流があったりした。

出先でも、フォームやライン取りを確認して、イメージトレーニングに取り組んでいた。

収益化のハードルが上がった

YouTube を収益化するには、自身のチャンネルを「YouTube パートナープログラム」の規約に適合させ、審査に通過する必要がある。

以下が条件である。

 

2017年4月時点

チャンネルで公開している動画の合計視聴回数が10,000回以上

 

2018年2月

  1. 過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上かつ、
  2. チャンネル登録者が 1,000 名以上

 

発展前・新規参入チャンネルは軒並み「収益ゼロ」へ

f:id:daytona_goto:20171231194227p:plain

私の YouTube チャンネルは、2017年7月から収益化した。上記のグラフは、月別の収益である。

 

YouTube にチャンネルを持ち、収益化しているチャンネルの98%は年間100ドル以下の収益しかないという。この98%に配分されていた収益を、残りの2%に配分することになる。

 

厳密に数値でハードルを設けたことは、正しいといえる。

質の高いチャンネルの価値を高めることができる。

 

但し、この変更によって、規約違反(著作権・倫理的…etc)であるチャンネルを駆逐することはできないだろう。

 

 

 

問題のあるチャンネルは減らない

今回の規約の変更は、質の高いチャンネルへの「収益集中」と、コンテンツの「健全化」を図るための施策と謳っている。これは、恐らく建前だろう。コストカットにほかならない。

 

少ない収益であっても、それをモチベーションに投稿を続ける人は多い。彼らのモチベーションを削ぐことになる。

ニッチな分野の投稿も減少していくだろう。新たなサービスが台頭するきっかけになるかもしれない。